忘れもしない、あの日。わたしは新たな扉を開けてしまった。

2016年11月、ニート真っ盛りだった31歳。とうとう貯金も底が見え始め、ダイエットできるかも♪という下心とともに、Amazonでバイトを始めた2ヶ月後。なんとなく上海に降臨していた。

Peachが上海線始めたキャンペーンで、飛行機めっちゃ安かったんだよね。往復1万ちょいだった記憶。1泊3日の上海で、帰国日に突撃したディズニーランド。結論としては、行って良かったです!ぼっちでも行くべきか迷ってる変な人、世の中にはいると思う。その方たちに伝えたい。

You,行っちゃいなよ!

 

ぼっちランドin上海の難易度 ★★★

まず、我らが東京ディズニーランドの難易度を★★★★★と仮定する。ここをマックスと考えていただきたい。

東京ディズニーにぼっちで行く勇気、わたしは持ってません。双子コーデとか、制服ディズニーとか、あそこは集ってナンボの世界じゃないですか。

それに対して上海★3つ。可もなく不可もなし。ちなみに香港ディズニーは★2つです。私はぼっちランドin香港で肩慣らしした後だったので、上海もわりと平気でした。でも香港より★1こ分高くするワケがあります。

 

事前準備は入念に

一、開園時間前には必ず到着。キャリーケース持ち込むなら、パンツとかちゃんと隠してね!

入園の際、かなり念入りな荷物検査がありました。帰国日に遊びにいったので、大荷物なわけですよ。ゴロゴロ引いてるキャリーバッグをさっさとロッカーにぶちこみたい。なので、うろうろ探すんですけど見つからない。

そこら辺に立ってるお姉さんに聞いてみるけど返ってくるのは中国語。英語プリーズしたら、英語できる子を連れてきてくれました。荷物検査後エリアにあるよ!とのこと。そして瞬時にキャリーバッグの中の状態を思い浮かべる。あれ、下着とかちゃんとしまったかなー。うーん、透明なビニールに入れてあったような…。おっぴろげなきゃならぬのか。みたいな。ことになるので、預け荷物の状態はホテルでしっかり確認しとこう。

一、チケットはネットで購入。パスポートは忘れずに。

当時は当日チケットの販売があるのか微妙なところでした。オープンして直後だったし、来園者の数を事前に把握したいのかなーとも思ったんだけど。当日行って、チケット売ってくれないとショックだから、オンラインで購入しました。その時に使用したパスポートも必須。入場ゲートで提示をすると、その場でコンピューター照合をはじめ、確認後ワンデーパスポートと引き換えてくれました。

一、帰り方も調べておこう

帰国便は午前1時すぎの飛行機でしたが、タクシーで空港に行くなら最後まで遊べるのに、どうしてもリニアに乗りたかった。空港方面に行くリニアの終電が、パーク閉園時間よりも早かったのです。最後までいたら、途中で足がなくなっていました。リニアとメトロ使って空港に向かう人もいないかもしれませんが、帰るまでが遠足です。

入り口付近は、すごい人だなーって思ったけれど、歩いてみればけっこうガラガラでした。平日だったしね。

 

挨拶はハローで。番号が分からなかったら、ナンバー?

上海人と日本人はそんなに見た目が変わらない。キャストも外人だと確信がない限り、挨拶はニーハオです。でもそこは「ハロー」で返しましょう。

ニーハオで返しちゃうと、その後の会話はもれなく中国語となり、私は中国語がサッパリですと説明後の仕切り直しで二度手間です。しかし、ハローの一言でスタッフさんは察します。これはパーク外でも使える技なので、ぜひ。

同じように、アトラクションでの案内「足元何番です」の数字も中国語で言われると思います。イーアールサン(1,2,3)くらいまでは知ってても、それ以上はわからない。でも聞き直す中国語も知らないし、乗り物来ちゃうし、案内止めちゃうし…と、プチパニックに陥りそうになりますが、ナンバー?と聞き直しましょう。瞬時に察してくれて、英語で言い直してくれるか、指で番号作ってくれるか、連れてってくれたりします。ちなみに、中国式の指番号は日本式と違うので、指で番号作ってくれても分かりません。指番号で返されないことを祈りましょう。

英語が話せるスタッフさんは4割くらい?

体感ですがあまり通じないもんだなーと思いました。香港のキャストは英語ペラペラです。ジャングルクルーズも、英語レーンと中国語レーンで分かれてるくらいでしたし、日本語話せる方にも遭遇しました。言語伝達の容易さで香港ディズニーランドは難易度1つ下げました。

 

アトラクションは神、サービスと食事は並、客のマナーは思ってたより良い

アトラクションは最新式でハイテク

ソアリンだけファストパス取って、あとはシングルライダーを活用。ほとんどが5分待ちとか。トロンが30分くらい並んだかな。トロンが楽しすぎて2回、パイレーツオブカリビアンも2回乗りましたねえ。ソアリンは、巷では大絶賛されてましたが、USJでハリーポッターを味わった後だったので、あまりピンときませんでした。

パイレーツオブカリビアンは、素晴らしすぎて昇天。召されました。このためだけに、上海行きたいもん今。アトラクションレベルでいったら、私の中では東京超えてます。

ターザンのショーも、これタダで見れるの!?別途料金取らないの!!?っていうレベルでした。中国語オンリーだけど、映画知ってれば大丈夫、知ってなくてもたぶん大丈夫。

そしてトロンです。バイク型のジェットコースター!!これ楽しすぎて笑った。インスタ映しまくりなライティングです

昼のパレードは、場所取らなくても最前列でいけます!ニコニコしながら手を降ってたら、目立ったのかキャラもダンサーも構いに来てくれました。この人なんて、一直線で笑った。

夜のショーはほどほどに混んでました。ちゃんと見たかったら、少し待機した方が良いかもです。

夜のお城も綺麗でした。

 

食事と接客

巷では高いと言われていた、パーク内のお食事事情。

中国にしては高いのかもしれないけど、日本人からしたら「こんなものか」で納得するレベルでした。よくある遊園地価格です。

ミッキーのピザは、北京ダック!飲み物ついて日本円で1500円くらい?1800だったかな。でも、まあ、よくある価格だと思う。しかも美味しかった!!

キャストの対応は、東京ディズニーランドと比較すれば、そらー色々出てくるでしょう。でも不快な思いは一度もしませんでしたし、外国補正がかかるし問題ないレベルだと思いました。

 

お客さんは?

面白おかしく、当時けっこうテレビで特集組まれていました。でもねー、言うほど全然ヤバくなかったですよ。

1、横入り問題

なくは、ない。でも大多数が守ってましたよ。横入りされると、中国の人も怒っていたので、こっちでも普通のことではないんだなと認識。ただ、1人が並んでいて、後から大量に親族がやってくるパターンはちょいちょい見ました。シングルライダーにはそれも関係なかったですけど。1日過ごして、大きなトラブルは見ませんでした。

2、そこかしこで、野ションと野グソ

そんなこと、ない。逆に見れたらおもしれーくらいだったけど、なかったよ。パンツ履いてない小さい男の子はいたけど、現場は目撃していない。

3、花をすべて刈り取る

お花はきれいに咲いてました。

4、ゴミ問題

ゴミひとつ落ちてない!というレベルではないですけど、じゅうぶんキレイでした。

私が行った日が、たまたまそうだったとは思わないんだけど、でも、混雑してくるとまた違った顔が出て来るのかもしれません。イライラしちゃうし、トイレも混んだりね。でも見る限りは平穏でした。

 

結論

1人であることが、行かない理由であるならば、問題はない。行っとけ。

まず中国人の中で、ぼっちであるということは、あまり心の負担にならない。なぜなら、奴らは他人なんぞ見ていない。自撮りに必死だ。待ちの時間、撮りまくりの加工しまくりだ。

連れがいるなら、もちろん一緒に行くことをオススメする。でもまた1人でも行っちゃうきっと。

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