車は消耗品!転職したての貧乏人、車をキャッシュでポンと買う。
地元でしばらく暮らすと腹を決め、働くようになってから3ヶ月が経った頃。
私は猛烈に車が欲しくなっていた。
当初は電車と社バスを利用。最寄り駅から会社の駅までたったの2駅。そこから社バスで10分くらい。
過去に片道2時間弱の電車通勤していたので、今はすごくラクしてるはずなのに、バスっていうのが、もう本当にちょーめんどくさい。
退社時間と微妙にあわなかったり、残業しながらバスの時間気にしてたり、電車との繋ぎが最悪だったり。たったの2駅なのに!って、近いなりに我慢がならぬもどかしさが出てくるのです。
車がないと生活が不便ってほどの田舎ではないですが、それでもあれば便利だし、ついに欲しい気持ちが爆発した。
電車とバスで、マックス1時間弱かかる通勤時間が、車なら15分とか最高すぎだろ。
選択肢は2つ。新車でローン(借金)か、中古車か。
新車欲しいよねー、本音はね。
でも、新車における付加価値ってなんだろうって、貧乏人は考えた。
機能が最新!安全システム装備!ピカピカ!ピカピカ!…ピカピカ…。ピカピカか…。あれ、うーん…なんかもう走ればよくね?
古い車は危険なのか。
実家の車も10年ものだけど、まだまだ走れそう…。友達の車も10年ものの軽だけど余裕で走っている。あれ、中古車でいいのかも。
そして私は思い出した。アメリカの学生達が、嘘みたいにボッコボコの車で走りまくっていたことを。卒業するタイミングで、受け継がれていく年代物の車が存在していることを。
あの人達は、メンテも自己流。アメ車であれだけ走るなら、天下の日本車、余裕で走るんではないだろうか。メンテはプロに任せるし。この辺でもう、中古車一択になっていた。
廃車にする時、お金はかかるのか
乗り潰すつもりで買うなら、最悪、行きつく先は廃車である。
その時にお金がかかっても癪だなと思って調べたら、無料で引き取ってくれる会社が存在しているではないか。引きとった車は、発展途上国に持っていって売ったりもするらしい。とりあえず、費用をかけずにすむ方法があることが分かって安心した。
安い中古車をとにかく探した
車はアクセサリー?いや、移動の足としか見れない人間にとっては、消耗品である。
まずは、とにかくやっすーいやつを探した。すぐ見に行けるように地元の中古車屋さんを中心に。
当初は、車体価格10万円以下で探していたけど、店頭で見たら欲しいとは思えないレベルだった。あと、支払総額聞いたら結局高かったり。なんのお金でそんな跳ね上がるのか素人にはわからないし、騙されてるとしか思えなかったり、騙しそうな顔してる店構えだったりした。
仕方ないので、予算を更に10万円引き上げる。
そしたら、なかなか良いレベルの車が出てきて、中古車屋さんの雰囲気も良い方に変わりました。
体感としては、車体価格はやっぱ20万〜が良い気がします。
車検2年整備つき、店よし、車よし、明朗会計よし!
いつものようにネットで探して、お店に行ったら出会えました。
当初は別の車を目当てに行ったんですが、同じような価格帯で他にありませんか?と聞いたら、出してきてくれた車が、平成20年式のスズキのアルト車でした。6万7千キロ走行済み。
けっこう走ってたけど、車体がとても綺麗でした。車内に目立った汚れもなし。
シートベルトのほつれがちょっと気になったけど、許せる範囲。カーステレオも、エアコンもちゃんと動くし問題なさそう。サイドミラーは今時、手動か。
あれ、でも、全然よくね?次の瞬間、私は口走っていた。「これにします」。即決でした。
車体価格25万円。
2年の車検を新しく取ってくれて、パーツの整備交換も説明とともにしてくれて、タイヤも変えてくれました。
納車の際には、ピカピカにコーティング済。そんな諸経費でプラス10万円。
総額35万円で一括払い!借金不要。
貧乏人でも、車が持てたよ!!車通勤、15分だよ!!
そして、結局のとこ壊れないの?サイドミラーに異変が起こったよ!
3ヶ月の保証がついていたので、壊れるならそのうちに。と思った矢先、異変は起こりました。
通勤のときはスピード出さないので分かりませんでしたが、大好きなデイキャンプへと快走できる道路を時速70キロ弱初めて出した時にトラブル発生。
風圧でサイドミラーが閉じてくるではありませんか!!
この車のサイドミラーは手動で、助手席側は走行中に自分で戻すことは不可能です。即、購入店に電話して直してもらいました。
その後、現在に至るまで愛車に異常は起こっていませんが、保証期間内に、できるだけいろんなシチュエーションで走ってみた方がいい事を痛感しました。
中古車だからこそ、点検はしていきたいと思っている
できるだけ、長く乗りたい。乗ってこそコスパ良しってことになるので、適宜点検とメンテナンスはできる範囲でしていきたいと思っています。
車なんて必要ない!って思っていたけど、逆に今は無い生活がもう考えられません。車は消耗品だけど、愛車には変わりないので、手元にある限りは大事に乗っていきたいと思っています。
もし、ぶっ壊れたら、その時はまたネタにします。
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