バイクやばすぎ
ベトナムに行った
今年の4月25日〜30日、3泊5日でベトナムのホーチミンに行きました。GWが始まる2日前から有給つけて。初ベトナムだったので、今回はとりあえずホーチミンだけ。
ホーチミン、行ってみてわかったけど、特に何もない。
ろくに調べず行ったら、行きたいと強く思うような場所もなく、フラフラと1人さまよい歩いたのだけど、とにかく暑い。その上、交通量が凄まじい。歩道はあるけどバイクが突っ込んでくる。信号も守られないので道渡るのもハードモード。町歩きは好きだけど、歩きにくいのは大嫌い。
ぶっちゃけベトナム人はめんどくさいし、ボッタクるし、初日にしてベトナム不信に陥る。
旅行とボッタクりはセットと考えてる私ですが、ボッタクりにもマナーはあると思うのよ。チェーン店のコーヒ−屋でさえ、頼んでない商品がレシートに打たれてましたから。手口がイヤラシイ。しかも、ちょろまかす金額が全然たいした額じゃないの。気づかない観光客も多いんじゃないかな。これっぽっちも財布が痛まない金額なんだけど、気づいた時の気分は本当に最低最悪。イメージ戦略の費用対効果が凄まじいから、やめたほうがいいよホント。
暑いからタクシー拾いたいんだけど、そんな状況下で流しのタクシーとか怖すぎて無理です。めんどくさすぎて、宿から引きこもりになりかけた私を救ったのが、配車アプリのGrabでした。
ホーチミンのカフェ文化だけは好きよ。
Grabって?使う上で用意するもの。
Grabは配車アプリです。配車アプリでいえば、有名なのはUberの方だと思っていましたが、ベトナムからはUberは撤退してもう使えませんので、要注意。
スマホで使うので、用意するのはネット環境と、電話番号!SIMフリーのスマホに、現地のSIMカードぶっさせば使用条件オールクリアです。
アプリをダウンロードして、起動するとマップが出てきて、自分の周辺にいる客待ち状態の登録車やバイクがリアルタイムにマップ上へと出てきます。ホーチミンの中心地で起動すれば、待ち時間5分以内で、本当に自分の目の前までドライバーが来てくれちゃう優れもの。
登録ドライバーって、どんな人?
普通の人達です。
空いた時間に小金を稼ぎたい人、専業にやっている人、様々だと思いますが、自家用車や自前のバイクでお客を運んでいます。
観光客にこそオススメできる、Grabの魅力
1、ドライバーとの会話不要。目的地はアプリであらかじめ指定する。
言語が不自由な人間には、目的地を指定するのも一苦労です。でもGrabでは、ドライバーを呼ぶ時に、あらかじめ目的地を入力します。それを了承したドライバーが来てくれるので、目的地に関しての会話はほぼ発生しませんでした。たまに確認で聞かれるくらいです。
2、明朗会計
目的地を入力した段階で、距離に応じた料金をアプリが指定してきます。それを了承して配車を頼むので、提示された金額以上は絶対に取られません。ボッタくり防止システムが構築済み。時間帯で金額が変化していったので、需要と供給で多少の幅があるのだと思います。
3、ドライバーと、現金のやり取りも発生せず
クレジットカード払いにしておけばの話ですが、ドライバーと現金のやり取りも発生しません。非常にラクです。アプリ上で決済が行われます。
4、評価システムが正常に働いている
お客は目的地に到着したら、ドライバーを評価します。Grabで稼いでいきたいドライバーはおかしなことができません。
5、自分の車だとどこでわかるの?
ズバリ、ナンバープレートです。あなたの車とドライバーはコレよ!と、通知がくるので、それらしき車を目を皿のようにして見つけます。見つけられなかったことは、なかったので大丈夫です、発見できます。
6、車種も選べる
ベトナムは、圧倒的にバイクが多いです。
緑のGrabロゴ入りジャンパー着ている、バイクのお兄さんが大量にいます。バイクなら格安で移動ができるので、現地人や、欧米人、日本人でも男性方はけっこう利用されてました。
でもある程度のラインで潔癖な私は、不特定多数がかぶったヘルメットに忌避感がございまして、バイクは一度も使いませんでした。絶対クサい。なので、常に普通車を指定していました。
しかし、ベトナム=大量のバイクという図式が成り立つくらい凄まじい量のバイクが観られるので、その一員となれるのも、旅の魅力で良い思い出になるのではないでしょうか。私には無理でしたが。
素晴らしい!素晴らしいよ、Grab。クソつまんない旅行になりそうだったところを、救ってくれてありがとう。
ちょっと頑張らないといけない点もある
ドライバーから電話がかかってきます!
呼び出し場所が、ホテル前など分かりやすい時は、電話がかかってくる前に、こっちが見つけて近寄れるのですが、テーマパークの前とか町中だったりすると、ほぼ100パーかかってきます。
でも、臆する必要なしです。相手もこっちが外国人なのは、登録してる名前などで薄々感づいてるでしょうし、建物の前なら、その名前の連呼、お店の前ならその名前を連呼すれば、キョロキョロしながら電話している様子を見て、一台の車がス~っと近づいてきます。その車のナンバープレートを確認しましょう。ちゃんと落ち合えます。
待ち合わせに失敗したら?
私は1度もありませんでしたが、ドライバーからキャンセルがかけられるそうです。そしたら新しいドライバーを手配しましょう。待ち合わせが分かりやすそうポイントに少し移動するのも、良いかもしれません。
Grabの日本進出は不可能か
無理だろうなー。日本の過疎地や田舎にあれば、便利だと思うのだけど。定年した方々が自家用車でドライバーになれたりするし。移動の足に困っちゃう高齢者や、観光客にもありがたい。
でも、事故った時の責任の所在とか、タクシー商売の妨げとか考えると日本での導入は不可能な気がします。
こういうサービスが進出できる余地があるのは、まだまだこれから発展段階にある国々ってことになるのでしょうか。あれ、でも、Uberは欧米で利用されていた気がするな。
日本はより安全、より安心、誰が保障してくれるのか、とか、そういうの考えちゃうのかもね。
海外に行ってこそ使える、便利なサービス。利用してみてはいかがでしょうか。
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