塵積も話

貯金してますか?私はしてます、小銭でな。しかしこれが侮れないの。

始めたキッカケは、無職時代にあった。

無職ゆえに貯金する余裕ない。むしろ貯金を崩して生活せざるえない。でもそうは言いつつも、一銭も貯蓄をしないで日々を暮らすのは不安であった。30代、これでいいのか。うん、精神的によろしくない。

そして無職は、貯金を崩しながら、小銭は貯めるというよく分からない手段に出た。しかしそれは習慣となり、気づけば3年経っている。

で、いくら貯まったか。

3年間で30万!(ドーン)。

小銭がある程度たまってくると、ゆうちょ銀行に持っていく。自分の口座へ入金してもらえば、手数料取られないから。その記録を通帳より抜粋。

  • H27.6 64,250円
  • H28.3 67,950円
  • H28.8 46,000円
  • H29.4 64,300円
  • H30.2 57,250円 
  • H30.10 60,000円←NEW

合計.359,750円

 

我流、小銭貯金のすゝめ

やり方はとてもシンプル。

  1. 貯金箱の用意
  2. 買い物は札を使って、小銭は残す
  3. その日にできた銀色硬貨は、すべて貯金箱へ投入

たったのこれだけ。

 

1.貯金箱を用意する。それも小ぶりなやつ。

大きい箱はあまりおすすめいたしません。何事もそうですが、継続のコツは達成感にあると思う。

私が使ってるのは上の2つです。小さいです!

左は500円専用で、右は100円と50円を入れていきます。銀行に持っていくタイミングは、左の500円玉貯金がいっぱいになったら。これがなかなか貯まりません!その間に、右の瓶は何度もパンパンになります。そしたら、こっちに硬貨を移動する。

500円玉貯金が限界になる間に、瓶の中身は2回ほど移動します。貯金箱がもういっぱい!っていう体験は、何度あっても良いのです。

500円玉貯金がいっぱいになる頃には、トータルはだいたい6万円強になっている。総額を数えずとも、なんとなく把握できるのも結構良い点です。

 

2.買い物は全部、お札でする

小銭ができなきゃ貯金はできぬ。小銭があるなら、貯金したい。

必然的にお会計にはお札を出すことになる。札の減り方ハンパなく、危機感が出てきます。お札を崩すことに慎重になってくるので、無駄使いも減るかもね。

 

3.夜に財布を確認し、小銭はすべて貯金箱へ

毎晩財布を確認し、500円、100円、50円玉硬貨はすべて投入します。財布に残されるのは、50円玉以下の硬貨のみ。

 

4.あとは慣れろ

毎晩小銭を移動するのに、脳みそ使う必要ない。機械的に動けばよろし。惜しくなる瞬間もあるでしょう。でもその金は、今はこの手を離れるが、未来の自分の手に渡る。何も心配するでない。

 

5.小銭貯金は、通常貯金とは別モノとした方が、モチベに良いよ

通常貯金が老後や将来のためなら、小銭貯金は近未来の自分のためにやっている。なので、貯め終えたら景気良く使ってます。

海外旅行の資金や、ちょっとお高い欲しいモノ。日々の消費のためではなくて、特別に欲しかったり、やりたかった事への足しにします。

 

通常貯金も貯められるようになった

小銭貯金ができたら、普通の貯金もできるようになりました。

考え方が変わるのか、消費行動が変わるのか、その辺はよく分かりませんが。

頑張りどころはどこにもないが、それでも1年後には、フラっとどっかへ行けるくらいには貯まってるので、おすすめです。

 

H31.1.19追記

本日付の小銭貯金額は、2万円ジャストとなっています。

ここのところ勢いが失速したのは、最近カード払いが主流となってしまっているためです。それでも相変わらずコツコツと貯金箱に投入し続けています。

ちなみに、平成30年度分の小銭貯金はすべて、昨年12月に行ったNY旅行中のお小遣いに消えていきました。それはもう湯水のように使ってやったわ。ブランドバックも買い漁ったわ。でもなんの後悔もねぇ。そして思うの。また貯めよう!って。また遊ぶぞ。また笑うぞ。って。

お金を貯めることは、現代に生きる我々の必須項目となっていますが、同じくらい使うことも大事だと思うのです。「お金を使ってきた」という経験もある程度は必要です。はい、持論です。そして締める時は締めるのです。メリハリが肝心。

浪費用の貯金、それが小銭貯金。

 

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