くれたなら、食す

 

ビールのおつまみらしい

※以下、見ようによっては少々キモい写真が出てきます。要注意。

私の職場には、たまに中国から短期ビザで働きにくる人がいる。前来てた男性スタッフが、中国のお菓子をよくくれた。

正直、お菓子クオリティは日本にかなうことはなく、もう一度食べたい美味しい食べ物は存在しなかったが、インパクト勝負で言ったら、チャイナ圧勝。

言葉など、不要。まずはコレを見てくれ。

鶏 の 手★ お皿が渋いね。

爪までバッチリついてますの。味つけは唐辛子で、けっこう辛い。

まるでホワイトアスパラのような美白ぶりに、焼いた方がいいのか確認するも、そのままかぶりついて食べるとのこと。そう言うならば、食ってやろうではないかっ。

食感はプリンっとしている。そんで、唐辛子のせいでめちゃくちゃ辛い。

目をつぶって食べれば、そこそこ美味しいと言えるも、かじった隙間から紐みたいな腱がぴろーんと見えたりするのー。うひょーんってなります。

手首にあたる部分にかじりついたら、そこは腱だらけでギブアップであった。とにかく見た目がグロいねん。

でも肉の部分だけ削ぎ落として、目の前に出されたら、普通に食せる味ではあった。

 

やっぱ色白なのが良くない

何がまずいって、見た目です。(キッパリ)

鳥肌ブツブツの、プリンプリン質感の、色白で、爪までついてるんですよ。かじったら紐状の腱がこんにちわするんですよ。

しかし未開封のものがもうひとパック、冷蔵庫に眠っている。

そのまま食べる気はしないが、貰ったものをゴミ箱へダイレクトインするのも偲びない。

それならば。焼いてみたらどうだろうか。

手羽先みたいに雰囲気だけは持っていけるのではなかろうかと、私は考えた。

 

炭火でじっくり焼いてみた

うきうきしながら、キャンプの時に持参。友達にキモがられながら、網の上に転がしておく。

どうしよう、めっちゃ美味そう。

完成★

これはもう、天才現るですわ。

炭火でじっくり焼いて、めっちゃ美味しそうな見た目になったものの、お味は焼かないで食べたときの方が美味しかったです。

見た目じゃないんですねっ。肉も、人間も一緒なんです。見た目じゃないんです。

なんか凄い酸味が出ちゃって、よく分からない味に変貌していた。焼いたら酸っぱくなるって、どういう味付けなんですか。良くない調味液に漬けられたイメージが湧いてしまった。

このおつまみが大好きだという、中国人の青年は、たくさん国から持ってきたと言っていた。あちらでは、ポピュラーなんだろう。

焼いて食べたよって報告したが、すごい理解不能っていう顔していた。そんな食べ方するヤツには、もうくれないと思う。

関係ないけど、珍味ってたいてい不味いよねぇ。美味しい珍味は、もはや珍味とは言わないのかね。