玄関前でお試し。

 

お手軽に米を炊く

そういえば、米炊いたことねぇ!って、思ったんです。BBQの時、お米って食べますか?

イングリッシュマフィンを網で焼くことはあっても(めちゃウマイ)、米を欲してこなかったせいで、経験が皆無。

大昔に飯盒炊爨って林間学校でやりましたけど、なんかめちゃくちゃ大変だった思い出。でも時代は動いている。今やアナログながら、半自動炊飯が可能だという。道具もお安く揃うなら、買うっきゃねぇだろ!ってなり、AMAZONでポチりましたよ。

最近は災害が続いているせいもあって、どうしてもリンクして考えてしまうのよ。「もしもの時」こういうのあったら便利かな?とか色々。

かなり雑、かつ、不器用な自分にも使いこなせるギアでなければならない。使いこなせないなら、練習しなければならない。何でもない日の玄関先に、テーブルとチェアをセッティングし、レッツトライ。

その間に宅急便とかお客さんとかめっちゃ来たけど、しょうがないよね!お兄さんジロジロ見てたよ!

 

用意したもの

Trangiaのメスティン 

これがないと始まらぬ。

Esbitのポケットストーブ 

アルコールストーブと迷ったんだけど、一番お手軽っぽかった。

ニチネンの固形燃料 

カインズで12個250円だった。

ライター

なんでも良い。

以上!あとは食材の米1合とお水適量。

 

メスティンの事前準備

使用前の儀式をする。

その一、バリ取り

メスティンは、外国製で仕上げが荒いのでバリ取りが必要。確かにしといた方がいいかなって手触りでした。庭先でヤスリがけした

その二、シーズニング

シーズニングとは、お米のとぎ汁で煮ることらしい。

メスティンはアルミででてきているので、黒ずんでしまうらしく、それを防ぐのと、食べ物にアルミ臭さが移るのを防止することができるんだと。

すべし!って言われてるけど、実はしないで炊きました。アルミ臭くはならなかったけど、炊き終わった後さっそくメスティンが黒ずんでしまい、慌ててやったの。

米のとぎ汁入れた鍋にメスティン沈めて、まるごと煮てやった。10分〜15分煮ればオッケーだそうな。

 

いざ、炊飯

このメスティンでの米炊きにおいて、最初で最後のコツと言われるものは、ただ一つ。

米を30分〜1時間、お水に浸しておくこと!!!これだけ!

Esbitのポケットストーブに、固形燃料をセット。ニチネンの固形燃料は、カインズホームで12個入り250円ほどでした。ちょうどいい数に、ちょうどいいお値段。

1時間ほど、水に入れて放置したお米1合。

いざ、着火!

この固形燃料は、15分ほどで勝手に燃え尽きる。なので火をいれたらあとは放置でオケー。そして吹きこぼれ防止に、蓋の上に重石をのせます。

よし、あとは待つだけ。そして15分後。火が消える。

100均の保冷バッグに、ひっくり返して入れて、10分放置して蒸らす。

蒸らし終わり!そして、結果はどうなった!?ドキドキしながらの蓋オープン。

炊けた!!!!

失敗知らず。しかもめっちゃ美味い米炊けた。

大成功となりました。これは便利だ。キャンプの時も、片手間で米が炊ける!ちなみにこの子、網を底に入れたら蒸し料理もいけるの。

コストコの冷凍小籠包を蒸してみた。小さいサイズのメスティンだと、4つが限界であった。肉まんだったら1個しか作れなそうだ。小籠包はジューシーで、もちもちに仕上がりました。

 

良き買い物であった

何が良いって、ポケットストーブも網も燃料も、全部メスティンに入れて持ち運べるのが良いですね。クッカーとしても優秀。いろんな使い方ができそうなので、研究していきたいと思っている。

 

番外

焚き火が好きなのですが、薪って使いづらい大きさの状態で売られていることが多い。都度、斧を持ち出して薪割りするかと言われたら、したくない。だってか弱いんですもの。

ナイフと金槌があれば、薪が割れるということを知り、それ用に買ったナイフがモーラナイフ!バトニングと言われるテクニックで、薪を割ることが可能なんです。で、実際に割れる。すごい。

でもね、この子、すぐ錆びるの。しばらく使ってなくて、この前使おうと思って点検したら、めっちゃ赤錆ついてて悲しくなった。しかも取れない!何かいい対策ないかなーって探したら、黒錆加工という技が存在したので、やってみた。

用意したものは、濃く煮出した紅茶と、お酢!これにナイフを浸しておくこと24時間。こうなった。

真っ黒!でも切っ先だけ触って取れちゃった。すごーい、化学反応ってすごーい。

ふと冷静になって思う。本当にどこに向かってるんだろう、自分。